【VR】VRコンテンツを作る時に注意したい事

今回はVRコンテンツを作成する時に私が感じて、今後注意したいと思った点についてある程度まとめて残しておきたいと思います。

私もまだ個人でPC版のVRアプリと、360度動画を一つずつしか制作していないため、
大したことは言えないのですがその中で感じた点を幾つか紹介したいと思います。

VR酔いしにくくする工夫

一つ目はVR酔いについてです。
VRはプレイすると酔いやすい問題がありました。原因は様々でHMD(ヘッドマウントディスプレイ)の性能によるものやプレイヤーの慣れ具合による所もあります。それらは制作者側の立場からすれば改善するのは難しい問題かと思われます。ですが製作者側の立場でも、酔いを起こしやすい動作を避けて作品を作ることは可能だと思います。下に二点だけですがそれをまとめました。

1.左右の視点移動はNG
これは私が実際にVRゲームを作る時のことなのですが、プレイヤーの視点をボタン操作で左右にゆっくり回転する仕組みを作りました。そうしたら回転と同時に違和感を感じてすぐにVR酔いに陥りました。人は予期しない視点移動をすると脳が混乱して違和感を感じるそうです。私の場合もそれと同じで左右への回転が違和感としてとられて、結果酔いへと繋がりました。耐性が無い人が何度かやると恐らく五分も持たないと思います。なのでプレイヤーを軸にした回転は気をつけるべき点だなと感じました。

2.急発進や急停止も良くない
これも上記と同じで急発進や急停止が脳で違和感として感じて酔いへと繋がります。実際にその動作を体験した感想として、体はその場で動いていないのに視界の景色が急に動き出すと頭や体全体を自然と動かしたくなりました。
プレイヤーを移動する時には徐々にスピードを上げたり下げたりした方が違和感を感じにくい作りになると思います。

GUIの工夫(ゲーム)

次にGUIの工夫についてです。
GUIも難しい問題でディスプレイで画面を見ている時とVRゴーグルを付けて見ている時ではGUIの作り方を場合によっては変える必要があると思います。

・GUIは埋まらないようにレイヤー分けをする
これも体験した事ですが、GUIを表示させた時に一部がゲーム内のオブジェクトに埋まり、見えなくなってしまう事がありました。これだとGUIを見たい時に見れない可能性が出てくるため、プレイヤーとしてはストレスに感じると思います。対策としてはそういった作りは避けて、ゲーム内のオブジェクトよりも上のレイヤーに表示をさせる等工夫させた方が見やすいGUIになると思います。
・GUIのサイズは大きすぎず小さすぎず
表示サイズも工夫をした方が良いと思いました。人が一度に見れる視野も限界があります。GUIを表示させた時に大きすぎると全体が分かりづらく、小さすぎると文字が見えづらいため大きさの調整は必要です。

その他

・後ろにも遊び心を入れたい
VRコンテンツは360度自由に視点を動かして楽しむことができます。
当然ですが正面だけではなく左右や後ろなどを振り返って見ることが可能です。
私がただひねくれているだけかもしれないのですが、VRの動画やゲームを体験する時はほぼ必ず後ろ見ています。理由は空間全体を自由に表現出来るのがVRの利点なので、後ろにも何か仕掛けが施されているのかなと思って興味があって見てしまいます。
何か個人で作りたいと思った場合は前だけではなく後ろにも何か仕掛けを施してもよいのではないかなと思いました。

まとめ

これら感じたことは主観によるものが大きく、内容が誤っていると思われます。なので今後内容を追加したり修正したりしてより読みやすいものにしていきます。

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